前回に続き、今回は中3、1学期中間テストに向けての理科、国語編となります。大崎塾では、英語、数学を中心に教えています。国語や社会など塾で教える必要性があまりない教科は、生徒それぞれが自分で勉強することを薦めています。勉強方法は、その都度教えています。また、ブログにも勉強方法を書いていますので参考にしてください。
(理科)
① 中3の範囲は、化学変化とイオンの最初から中盤あたり(電池の前くらい)です。
② 2年の電流も範囲に入るはずです。
①の対策・・・連休中に2年の化学を復習しましょう。NaCl (塩化ナトリウム) CuCl2 (塩化銅)などの2年の教科書に出てきた化学式はすべて覚えましょう。化学式によって、Cuは+2のイオンになってClは-1のイオンになるのがわかります。また、化学式の左の元素は陽イオンとなり、右の元素は陰イオンとなります。イオンの単元では、化学式がわかっていれば難しくありません。化学式の覚え方やつくり方があまりわからない生徒は、言ってくれれば詳しく教えます。2年の化学の定番の重要問題を下に書きましたので、解いてみてください。少し難しいですが、必ず解けるようにしなければならない問題です。わからない生徒は質問してください。
(問題)マグネシウムと酸素は3 : 2 の質量比で反応します。3.2gのマグネシウムを加熱したとき、加熱が不十分だったため、加熱後の全体の質量が4.6gになった。反応せずに残ったマグネシウムの質量は何gか。
(解法のヒント)質量が増えた分は何の質量かを考えてください。
②の対策・・・電流の範囲は中学理科の中で一番難しい分野と思います。例年の中間テストでも、電気の分野で差がつくことが多いです。オームの法則を使って、直列、並列の電流、電圧、抵抗の値が求められるようにすることから始まります。
電力の計算問題や磁界の練習問題も連休中にたくさん解いておいてください。わからない問題は質問してください。
(国語)
① 漢字を書いたりしてしっかり覚えましょう。問題集で本当に書けるかどうか確かめましょう。友達と漢字の問題を出し合ってもよいかもしれません。書けなかったり、間違えた漢字は繰り返し書いて覚え直ししましょう。
② 教科書の現代文をじっくりと繰り返し読みましょう。連休中に、教科書のこれからすぐに学校で習う現代文も読んで予習しても良いと思います。問題集も、本文をじっくり読んで解いていきましょう。問いに対して、どこから答えのもととなるものを引っ張ってきたらよいかが、わかるようにしておくことが重要です。本番のテストでは、ほとんど本文を読まずに、問いに対して答えを素早く導きます。それらのことは、ブログの第1回で詳しく書いていますので、もう一度読んでみてください。
③ 古文は、漢文が範囲に入ると思われます。意味を取りながら繰り返し音読をしましょう。元の漢文が書けるようにもしましょう。元の漢文に対して返り点が打てるようにしましょう。
次回は、英語と社会を数日後にアップしますので、また読んで参考にしてください。